こんにちは、ENISICAです!SNSでも少しお知らせしていましたが、ただいまENISICAは様々なジビエ料理や製品を紹介する企画サイト【全国ジビエフェア】に参加しています。こちらのイベントをきっかけに、ENISICAスタッフ一同は日本のジビエ素材への理解をさらに深めるため、ホンシュウジカの肉を調理して食べるランチ会を開催しました。参考にしたレシピ動画も最後にご紹介しています。
想像を超える美味しさ!
今回作ったのは、鹿のすね肉シチュー&もも肉のソテー。工房には簡単な調理器具しかないため、冷凍の鹿肉はあらかじめ解凍し、シチューのすね肉、根菜は前日に下茹でしておき、デミグラスソース缶で煮込みました。もも肉のソテーはカットしてハーブ&ガーリック入りの塩を振って焼くだけ!協力しながら完成させました。
鹿肉を食べたことがなかったスタッフのAさんは最初、「野生の肉だから、味やにおいにクセがあるんじゃないか…」と少し不安そうでしたが、いざ口にしてみると「思っていた味と全然違う、すごく柔らかくて、クセがない!」と手のひらを返す好評。
確かに、鹿の生肉はとても色が濃く、レバーのような色をしているのでちょっと迫力があります。最初はどんな味がするんだろう?とちょっと想像がつきませんでした。また、すね肉の下茹で時は、アクが大量に出てくることに驚き!筋などコラーゲンなどが多い部分なので、柔らかくなるまでしっかり茹でます。あれば圧力鍋を使うと便利とのことです。ジビエ全般に言えることですが、調理時は衛生上のリスクを抑えるため、中心までしっかり火を通すようにしてください。
実際に食べてみると、家畜として育てられた牛肉と比べ鹿肉は脂肪が少なくあっさりとした味で、もちもちとした食感が印象的でした。すね肉シチューはデミグラスソースの濃厚な味わいと鹿肉の旨みが絶妙にマッチし、もも肉のソテーもやわらかく、いやな匂いもなく、肉本来の滋味を感じることができました。
代表いわく「もも肉はちょっと硬い時もあるけど、これはやわらかい!」とのことでしたので、今回はいいお肉にあたったかもしれません♪バゲットを添えて、みんなで美味しくいただきました。
ジビエの可能性を感じた!
今回の料理を通して、私たちはジビエ、特にホンシュウジカの可能性を改めて感じました。スタッフの感想をあげてみると
・こんなに美味しい鹿肉が、まだたくさん廃棄されているのは本当にもったいない。スーパーで気軽に買えるようになればいいのに。
・淡白で柔らかく、脂質が少ないからダイエットにもよさそう。
・もっと色々な鹿肉の料理を試してみたい!ネットで検索すると、ホンシュウジカではなく、エゾシカの販売が多いみたい。地産地消の点ではホンシュウジカを消費したいけど、エゾシカも美味しいと聞くから興味がある。
ジビエをもっと身近に!
私たちが参加している全国ジビエフェアでは、全国のジビエ料理が食べられるお店やジビエ製品を紹介しています。鹿革も、食肉の利用があってこその産物です。バッグだけでなく、ぜひ「食」でもジビエをご利用ください。このフェアを通して、ジビエがもっと身近なものになり、多くの人々に楽しんでもらえることを願っています。
[全国ジビエフェアのリンク]
https://www.gibier-fair.jp