ただの端材じゃない!小さな工夫がたくさん

リンシカ・コインケースはコンパクトながら容量たっぷりの小銭入れ。
伝統的な馬蹄形のコインケースをもとに、小銭を取り出しやすい形に仕上げました。
素材はエニシカオリジナルのジビエ鹿革。しなやかなヌバック調で鹿革特有の柔らかな手触りが気持ちよく、水や汚れから守る撥水加工を施してあるので届いたその日からすぐにお使いいただけます。このリンシカ・コインケースは、一頭からとれる鹿革のうち1割にも満たない(数厘)サイズまで使い切った「エニシカ」で一番小さな製品です。
ENISICAオリジナルのジビエ鹿革をもっと詳しく

小さなコインケースですが、ただ端材を使っているのではありません。コインケースは柔らかすぎると使いにくいため、一枚の鹿革の中でも厚みのある部分を選んでお仕立ています。特に内側は首元の硬めの部分、表側はもっちりした手触りの部分と革の使い分けをし、取り出しやすくなるよう工夫しています。
取り出し口の折り返しも使いやすさを考え、試行錯誤を重ねたパターンです。

【使用シーン・使い方】

普段の小銭入れとして札入れと一緒に。手のひらにすっぽりおさまるほどコンパクトなので、カバンの中でも場所を取らず、ポケットに入れてもかさばりません。お使いになる時は、蓋を開き小銭をすべらせるように平たい部分に出してください。上から見て取り出すことができます。

【動画】リンシカ・コインケースの使い方

【容量】

柔らかな鹿革だから見た目よりも入ります!開け閉めはスナップ式。
小銭は30枚くらいまでが使いやすいですが、40枚程度は入れることができます。

【カラーバリエーション】

エニシカオリジナルのジビエ鹿革・カラーラインナップでお作りしています。

【商品サイズ

【寸法】
(閉じた状態)約 幅6.5×高さ6cm 
(開いた状態)約 幅6.5×高さ13cm
【重さ】約17g

ENISICAオリジナルのジビエ鹿革

エニシカのバッグに使用しているのは古くから日本で用いられてきた鹿革。
脂肪を多く含み、ふんわりとした鹿革独特の風合いはお客様からも「手触りが気持ちいい!」と好評。素材自体を気に入られてリピートをいただくことも多く、催事・店頭ではぜひこの柔らかさをお確かめください。

エニシカならではのお伝えしたい大切な3つのポイント

畑を荒らす害獣として駆除された日本の鹿革を使用

ほとんどが活かされないまま廃棄されている鹿たちの革を「日本の風土からの贈りもの」として野生の傷や個体差のムラをあえて残すことで、天然鹿革(ジビエ鹿革)の良さを再認識していただけるよう、一枚一枚、革の個性を活かしながら制作しています。

日本の風土を映し出すエニシカの6色

北は北海道から南は沖縄まで、それぞれの気候・風土を映し出すように、姿かたちもさまざまに異なる日本の鹿。そんな鹿たちをはぐくむ土地のイメージを、6色のカラーパレットに託しま

朝霞(あさがすみ)
九州北方の玄界灘に浮かぶ神話の島、対馬の夜明けを思わせるアッシュブルー。

雪曇(ゆきぐもり)
極寒の大地・北海道の、薄日が差し込む雪景色を思わせるライトグレー。

紅杉(べにすぎ)
巨大な屋久杉の内側に潜む、赤土の大地のエネルギーに満ちたアッシュピンク。

茅葺(かやぶき)
人々と自然が共存する里山の暮らし。その懐かしい原風景にちなんだキャメル。

ラムネ
沖縄・慶良間諸島の海に浮かぶ、きらめく泡をイメージしたペールグリーン。

古墨(こぼく)
弥生時代の墨や硯が出土している九州。そのルーツの黒を表すダークグレー。

デリケートな風合いと機能性の両立

革表面は、少し起毛だったヌバック調。ジビエ鹿革の柔らかな手触りをより楽しめる風合いです。
水や汚れから守るため、撥水加工を施しております。